
Story — 25 Years
代表・袈裟丸彰蔵と、唐津・串浦の海の物語。

海人になって数年が経った頃、いつからか海藻の森が少しずつ減少し、岩肌が白くむき出しになってることに気付きました。
「このままでは、海が死ぬ」
強い危機感が、すべての始まりでした。
一体何が原因なのか。
海人でありながら、海藻のことはよくわかっていませんでした。
自分なりに勉強し、直感的な仮説を立て、試行する日々。
教科書にない仕事は、失敗の連続でした。
何の報いも得れない長い歳月。
一体なんの為にやっているのか、自問自答の日々でした。
そんな憤りを晴らそうと、更に潜る回数が増えていきました。

とにかくモニタリングに時間を割いていたある時、海藻の小さな芽が生えていることに気付きました。
手を加えた手間が、成果として実感できた瞬間です。

25年をかけて、海藻の森が還ってきました。
今では昔ながらの海の”青”が輝き、地域の方をはじめ、行政、企業、研究者など、多くの協力の輪が私を支えてくださっています。
一人で始めた再生は、いま「BLUE REVIVE」として地域・企業・行政をつなぐ活動へと育っています。
串浦で証明できたことを、次の海へ。海の再生を、次の世代の当たり前にするために。
海づくりは、食づくり。